日々、雲のように流れて行く事象。世界中はエアに包まれている


by tenkuunomachi
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コンセント

さあ、

 コンセントを入れてみよう。

途端にノイズの走る画面が暗闇に現われた。

波の音、それとも狂ったノイズ?

..............................................................................................................................。

君はなにか誤解をしているようだね。

なにが誤解だって...?

君はコンセントを差し込みさえすれば、いつでも欲しい情報が手にはいる...、そう考えていなかったかい?

それでは間違いなのか?

さあ...、

役にたたないのならば、コンセントなんて必要ないじゃないか。

...。

図星かね、だから黙って、なにも言えなくなっている。

コンセントを差し込んだ後、すべてが予定調和のように正しく作動するとは限らない。

そうなのか?

そう、そして、それは我々、人にも言えること...。

では、まさか...。

そう、ノイズが走るこの画面は彼の現在。

まだなにも決められていない、漠然とした未来...。


ザ.....................................................................................................ザザ.........................................................。
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by tenkuunomachi | 2004-07-14 20:32 | ショート小説